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目的
兵庫県児童擁護連絡協議会の制定した子育て支援基準「今、こどもたちへ」に準拠し、アメニティホーム広畑学園で生活する子ども達への自立支援の手だて及び、生活の様子を明らかにし、その質的向上をめざしここに支援基準を策定したものである。

協議会基準との関係
本基準は、兵庫県児童擁護連絡協議会とアメニティホーム広畑学園が締結した協定に対して責任を負うものである。
この基準は協議会基準に謳われた内容をさらに具体的に基準化しアメニティホーム広畑学園での処遇指針の基幹とするものである。

ホームページの開設
子ども達の処遇に関する情報の発信・収集及び苦情の受け付け等を目的にホームページを開設する。

  

私たちは、「敬・愛・信」に基づき子育てを支援します。

すべてに尊敬の念と感謝の心を忘れずに
わけへだてのない愛情をふりそそぐこと
信じ合うことのできる人間を


1.私たちは、子どもたちの権利を保障します。

(1)子どもたちの心を正しく理解し、心を育む生活の場を整えます。
(2)いかなる暴力からも子どもたちを保護し、すべての子どもたちの権利を尊重します。

2.私たちは、子どもたちの成長・発達を支援します。
(1)一人ひとりの子どもの適正や能力が十分に伸びるように支援します。
(2)基本的な生活習慣や道徳観を身につけ、年齢にすさわしい正義感や責任感を
   持つよう支援します。
(3)集団生活における様々な年齢の友だちや大人との交流を通じ、
   「育つ喜び、育ちあう楽しみ」を経験できる環境づくりに取り組みます。

3.私たちは、子どもたちの自立を支援いたします。
(1)子どもたちの発達年齢に応じた学力や生活技術の習得を支援します。
(2)子どもたちの能力や希望を尊重した進路選択を支援します。
(3)すべての子どもたちが自分を大切にし、生きがいを実感できるよう支援します。

4.私たちは、家庭や地域の子育てを支援します。
(1)保護者の子どもへの思いを受けとめ、協力して子育てを行います。
(2)知恵や知識を地域の人々と共有し、よりよい子育てのあり方を考えます。
(3)施設の子育て機能を地域に提供します。

5.私たちは、施設の運営等についての情報を公開します。
(1)子どもや職員等のプライバシーや秘密の守秘義務に抵触しないことについては、
   原則として運営に関する情報について公開性を高めます。
(2)このことに実現のため、ホームページを開設し広く情報の発信に努めます。

  

発達年齢別の児童処遇(棟別処遇)

当園では、平成5年度より下記の意図のもと、幼児棟・小学生棟・中学生棟・高年齢児自立援助棟と四棟に分け、それぞれ3〜6人の職員を配置し発達年齢棟別処遇を実施しています。家庭的処遇として展開する以上に、一人一人の子どもの抱える課題に対してシステムとして対応してやり易くなりケースワーク的対応が実践でき、なおかつ年齢幅の狭い児童集団の共に悩み共に支え合う、集団の育ち合いの機能も活用できる処遇を展開していきます。

発達年齢棟別処遇の実施理由
1.子ども達の生活における自然な年齢幅を考慮する、(5〜6年幅)
2.年長児でも甘えを我慢しなくても、甘えられる場を確保し、子ども一人一人の思い・
  欲求をできる限り個別に受け止める。
3.子どもの年齢に応じた生活リズムを大切にする。
4.指導処遇の単位を小さくする。


棟を「花」にたとえ、「花言葉」に子育ての願いを込めました

幼児棟 チューリップ「あふれる愛情」
― 抱きしめて、見守り、一緒に、あたたかく子どもを育みます。 ―
あたたかく抱きしめられることで、生まれる大きな安心感。その心地よさを大切にしながら日々めざましい成長する子ども達の姿を見守ります。また、かけがえのない家族との関係を保ちながら、共に子育てする喜びを感じあえることを目指します。
・ディサービス、ショートスティの受け入れ
・親子関係再構築のための支援


小学生棟 ひまわり「ひかり輝く」
― 旺盛な好奇心を活かしチャレンジ、やさしさ・たくましさも身につける。 ―
成長の早いこの年頃に、多くの経験を通じて人としての優しさやたくましさ、社会のルールそしてしっかりした生活習慣を身につけ、「人を思いやる優しさ」を合い言葉に、楽しい生活づくりを目指します。
子ども達の家族との関係も大切にし、共に成長を感じあい、喜びあう関係を築いていきます。
・園内クラブ(そろばん・習字のお稽古)への参加
・チャレンジクラブ(地域交流事業)への参加
・地域の「子ども会」への参加
・子どもの保護者等との関係作り、及び子育ての連携


中学生棟 コスモス「夢への願い」
― 悩みに立ち向かえる心と体を、自分の夢を見つける手助けを。 ―
「思春期」という様々な不満・不安・悩みを抱えているこの時期の子ども達と、一緒に悩みに向かい合い、考え合うことで自分自身の存在を認識し、将来への方向性を見いだせる生活づくりを目指します。
・進路に向けての学習指導
・行事・スポーツ(野球・バレーボールなど)を通じて、心身を養う。


高年齢児自立援助棟 樫の木「生きる力を」
― 一人一人が自分を見つけて、自分に自信がもてるように。 ―
精神の内面的葛藤が大きい子ども達と、仲間がいる安心と自分を大切にできる生活を共に送りながら、人生の目標を自分で決める等「生きていく力」を養う。
〈自立にむけて〉
・高校生   進学・就職に向けての進路指導
・適応訓練生   園内職業訓練・職場適応訓練、及び就職指導

〈社会に適応する力を身につける〉
・TV・ビデオ学習
・ボランティア活動
・職場体験実習
・地域行事への参加

〈アフターケア〉
・自立した子ども達の職場及び生活を見守る。
・生活ホーム(あすなろの家)との連携

  

T 子どもたちの権利の保障

1.子どもたちの権利擁護を基調にした処遇を行う。
(1)体罰や、プライバシーの侵害、その他の人権侵害に当たる行為を禁止する。
(2)国籍、信条、社会的身分等による差別的な処遇を禁止する。
(3)権利擁護に関する規則を施設管理規程等に明示する。

2.子どもの意見を尊重した生活の場を確保する。
(1)子どもの意見や要望を反映した育成・支援計画を作成し、実施する。
   (ア) 子どもが意見や要望を表明し、それが聞き入れられ、あるいは検討される
       場として棟別児童会・合同児童会を月1回以上開催する。       


U 子どもたちの成長・発達の支援

3.子どもたちの発達に応じた責任や義務の意識を育む指導や教育を実施する。
(1)権利行使や責任・義務が一体のものであることを、ふだんの生活を通して学べる
   指導を行う。
   (ア) 日常生活のリズムを大切にし、生活の場面に応じた対応能力を習得する
       教育を実施する。
   (イ) 集団生活を通して、規則を遵守することや、規律ある生活の大切さを学べる
       ような指導を実施する。
   (ウ) スポーツやレクリエーション活動を通じてルールやペナルティーの意義を
       理解できるように指導する。

4.基本的な生活習慣、礼儀作法、公共心の習得等を支援する。
(1)基本的な生活習慣や礼儀作法を習得することの大切さを、日常生活を通じて
   身につけられるよう指導する。
   (ア) 公共施設や物を大切にすることを、日常生活を通じて身につけられるよう
       指導する。
   (イ) 自然環境を大切にする心や環境破壊についての知識・関心を深める
       取り組みを促進する。

5.生活の資質向上を図るための環境整備を行う。
(1)衣・食・住における環境を整え、子どもたちの要望を適切に充足させる配慮と
   工夫をする。
(2)生活の資質を向上させるための計画立案と実施に関する検討機会を確立する。

6.子どもたちの健全な成長を支えるのにふさわしい食事を提供する。
(1)子どもたちの健康の増進や栄養の改善を図る献立内容とする。
(2)子どもたちの嗜好調査の実施検討を通じて、その嗜好を取り入れ、変化を持たせた
   工夫をする。
(3)食事や調理に伴う安全衛生や食品の衛生について、常に危険管理の意識を持って
   適切に行う。
(4)食材の調達、検食、残食調査等、給食に関する業務を適切に行う。
(5)これらの具体的な実行を目的として、給食委員会を設置する。
   (ア) 給食委員会は給食担当職員全員と処遇職員の代表及び施設長で構成する。
   (イ) 給食委員会は毎月一度定例議会を行う。

7.心身の健康の保持増進を図るよう、保健管理及び指導体制を整える。
(1)個々の子どもの健康について的確な状況把握を行い、早期発見、早期治療を適切に
   行う。
(2)身体や衣服の清潔に努め、季節や環境に応じた対応ができるように指導を行う。
(3)健康維持と病気予防の習慣を身につけるよう育成指導を行う。

8.性について適切な知識や関心を持ち、健康な生活を過ごせるよう、教育的、
  組織的な指導体制を整える。

(1)自分の体と心の変化について関心を持ち適切に対処できる指導を行う。
(2)性にかかわる差別や偏見を無くすための正しい情報の提供や、指導の機会を整える。
(3)教育機関や保健所等と連携を深め、協力体制の確立に努める。
(4)性教育に関する職員の知識の増強や研修実施の促進に努める。

9.豊かな感性や創造性を育むための機会提供を積極的に行う。
(1)スポーツやレクリエーションの提供及び参加を積極的に行う。
(2)文化的な催し物への参加や体験の機会を設けるよう具体的な計画を立案し、実施する。

10.安心して生活ができるよう、危機管理を徹底し安全管理・危険防止に努める。
(1)子どもたちへの安全教育や危険予防の教育・指導を積極的に実施する。
(2)安全管理・危険予防を推進するための組織を作り具体的に対応する。
(3)安全管理や危険予防のために関係機関や行政との連絡を密に行う。


V 子どもたちの自立支援

11.子どもたちの自立に向けて積極的な支援を行う。
(1)一人ひとりの子どもに応じた自立支援計画を作成し、計画に沿った生活指導を行う。
  (ア) 支援計画は子どもたちや保護者、関係機関等の意見を十分に尊重したものと
      する。
  (イ) 高学齢児の自立(精神的、社会的、経済的)生活に必要な技術や知識習得の
      ための支援を行う。
(2)自立援助のための職業指導を行う。
  (ア) 有機土壌改良材(コンポスト)製造の作業訓練や職業適応訓練、就職指導等を
      とおして自立訓練を行う。

12.子どもたちの将来についての可能性や希望を支援する体制を整え、
   学習指導や進路指導を適切に行う。

(1)子どもたちが発達段階に応じた将来への希望や夢を持って生活できるような創意と
   工夫をし、子どもたちの発達に応じた適切な学習指導を行う。
(2)進路決定に際しては、本人や保護者の意向を尊重して行う。
(3)進路の選択や決定に必要な情報の収集や提供及び進路開拓の努力をする。

13.子どもたちの個性を育むための環境を整える。
(1)子どもたちの生活感情を配慮した時間、空間、設備作りをする。
(2)子どもたちの個性を伸ばすために、機会提供や職員のかかわりを積極的に行う。
(3)子どもたちのボランティア精神を育むための機会を提供する。

14.子どもたちへの情報提供を積極的に行う。
(1)子どもたちの社会的知識の涵養や、行事等への参加機会の拡大に積極的に取り組む。
(2)子どもたちのための情報収集に積極的に取り組み、掲示等による公開を行う。

15.退所した子どもへの支援計画を作成し、実施する。
(1)計画を適切な時期に立案し・実施状況や報告に基づく対処も適切に行う。
(2)退所後の子どもの状況を常に把握する。
  (ア) 生活ホーム「あすなろの家」との連携を計りながら、自立を見守る。


W 家庭や地域の子育て支援

16.保護者と子どもたちへの支援を積極的に行う。
(1)保護者との信頼関係を築き、相互の協力により子どもたち自身の育つ力を伸ばす。
(2)子ども・保護者・家庭の状況に応じた適切な助言や指導、支援を行う。
(3)親子関係の調整をはかりながら、家庭復帰や子どもたちの自立を支援する。

17.地域の子育て支援や子どもたちの健全育成に寄与できる施設としての計画を
   立案し、実施する。

(1)子育て支援について具体的な対策を計画し、実施する。
  (ア) 子育て支援事業(ショートスティ・ディサービス)に積極的に取り組む。
  (イ) 子育て悩み相談(電話相談)を実施する。
(2)地域の子どもの健全育成に寄与できるように具体的な対策を計画し、実施する。
  (ア) 地域の子どもの遊びクラブ(チャレンジクラブ)を計画し、実施する。

18.ボランティア活動の推進に積極的に取り組む。
(1)ボランティアの受け入れを積極的に行う。
(2)ボランティアの育成教育に積極的に取り組む。

19.子どもの福祉向上について地域社会と一体となって取り組む。
(1)地域の子どもたちの健全育成活動に職員や子どもたちが積極的に参加する。
  (ア) 「子ども会」行事へ積極的に参加する。
  (イ) 子ども会役員として、職員は地域の健全育成活動に努める。
(2)地域に対して「子どもに関する問題」についての啓発活動を行う。


X 子どもの福祉向上・推進

20.入所に至るまでの情報交換を十分に行う。
(1)入所後の指導計画を策定するために十分な情報の収集を行う。
  (ア) 入所しようとする子どもと、その家族等に関する情報を十分に把握する。
  (イ) 子どもが在籍している学校等、関係機関の情報内容を十分に把握する。
  (ウ) こどもセンターのケースワーカーとの事前情報交換や入所後の処遇方針等に
      ついての確認を十分に行う。
(2)新しい入所児の受け入れ態勢を十分に整える。

21.子どもたちの持つ課題に対応できる専門性を確保・維持する。
(1)発達上の遅滞や様々な障害を持つ子どもたちや、心理的・精神的に特に配慮を要する
   子どもたちへのかかわりについて、専門的な社会資源を活用する。
  (ア) 臨床心理士による心理療法を行う。
      ・児童に対してカウンセリングや生活場面面接を行う。
      ・保育士、指導員にスーパーバイズを行う。
(2)職員の専門性向上のため、研修の実施等を通して常に努力する。
(3)職員は協議会が別途制定した〔職員の心得〕を正しく理解し、子どもたちの福祉向上の
   ために努力しなければならない。


Y 情報の公開、苦情解決

22.情報の公開を積極的に行う。
(1)プライバシーに配慮しつつ、施設の運営と生活に関する情報の公開を行う。
  (ア) 子どもと保護者等との心のかけはしとして、機関誌「そだち」を年3回発行する。
  (イ) ホームページ「そだち」を定期的に更新し常に最新の情報を発信する。

23.苦情解決に関する対応を適切に行う。
(1)子どもたちや保護者、住民等からの苦情を解決するための体制を整える。
  (ア) 職務分担事項に「苦情処理の窓口」を設置し、担当職員を選任する。
  (イ) 苦情解決担当職員として、園長がその任に当たる。
(2)ホームページ「そだち」を開設する。
  (ア) 寄せられた苦情への回答は、概ね二週間に一度担当職員によって検討し、
      施設長名により行う。
  (イ) 特に重篤な苦情等については、法人評議員会・理事会並びに、
      兵庫県児童養護連絡協議会子育て基準推進委員会と協議する。



悩みのホットライン



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